罪名:
加害者の性別:
男性
犯行態様:
酒に酔った状態で電車に乗り女性乗車客の胸を触ったもの。
示談の成否:
示談成立
解決金:
30万円
刑事処分:
不起訴
弁護士コメント:
不同意わいせつ(痴漢)は酒の入っていない素面の状態で発生することが多いですが、飲酒して酔っ払った状態、場合によっては記憶がなくなるほど泥酔した状態でわいせつ行為に及んだというケースも士道法律事務所の相談・解決事例でよく見られます。
記憶のあるなしは取調べでの対応でも多少差異が出てくるところではありますが、事案によっては示談交渉の過程で被害者から
「加害者は記憶がないと言っているが本当か(=記憶がないということにしてとぼけようとしているのでは)」
といった発言が出てくることもあります。
「記憶がない」というのも否認の一種ではあるのですが、記憶がないと言っていれば不起訴になるといった甘いものではないので、被害者側のこういう勘繰りは基本的に的外れではあるのですが。
ただ、
「こういうパターンであれば被害者からこういう発言や質問が出てくる可能性が高い」
というデータを把握しているのといないのとでは示談交渉の対応に差異が出てきて、ひいてはそれが示談の成立率にも影響してくることとなります。
士道法律事務所ではこういったデータも整理して統計データとして事務所内で共有させており、本件もこれに則って無事に示談をまとめて不起訴を獲得することができた事案です。

