罪名:
加害者の性別:
男性
犯行態様:
自宅のあるマンションの駐輪場に停まっていた自転車のカゴに置き忘れられていた財布を持ち去って盗んだもの。
示談の成否:
示談成立
解決金:
10万円
刑事処分:
不起訴
弁護士コメント:
いわゆる「置き引き」という態様の窃盗です。
こちらの事件の特筆すべきポイントとしては、
「法律相談で弁護士の話を聞いた加害者が独断で直接被害者と連絡を取り、お金を払ってしまった。その後警察署を訪れて示談した旨を伝えたところ、警察官から『そう。で、示談書は?』と言われた。示談をしたらそのことを証する書類を作る必要があるということを理解していなかった加害者は、その後慌てて士道法律事務所に駆け込んできて示談交渉の依頼をした」
という経緯が挙げられます。
弁護士費用を惜しんだ加害者が自力で示談した・しようとしたというケースは時々士道法律事務所に持ち込まれます。
ほとんどがとんでもない不備や失態を差し挟んでおり、最初から普通に示談を依頼されていた場合よりも余計な手間や摩擦が生じることになるのがほとんどです。
本件も、既に被害者が金銭を受け取ってしまっているためわざわざ示談書(合意書)を作る必要性が失われており、合意書作成のために追加の示談金を払うということも視野に入る事案でした。
最終的には弁護士の交渉により追加の支払いなしで示談書(合意書)を取り付けることができましたが、素人の勝手な判断で状況が悪化する、ということを示す好例となっています。

