士道法律事務所を開設してから7年が経ちました。
この時期を迎えるといつも
「あれ、そんなに経ったっけ?」
と思ってしまいます。
この7年を振り返ってみると色々な出来事がありました。
良いことも悪いことも含めての7年です。
受任する事件の種類や内容も少しずつ変化してきています。
例えば、過払い請求の依頼は全くなくなりました。
7年前の時点で過払いバブルと呼ばれるものは既に終焉期を迎えており、その当時でも依頼件数は少なかったのですが。
債務整理の広告は全く打ってこなかったこともあり、今は相談自体がありません。
過払い金の問題を抱えていた人たちの事件が大半解決したのだと考えれば、それはそれでよいことだと思います。
労働問題に関して言えば、残業代請求の相談が減り、代わりに不当解雇やパワハラセクハラの相談が増えました。
法整備や会社側の意識変化といった社会全体の大きな流れによるものではないかと考えています。
その他では不動産・建築関係や刑事示談交渉の依頼が増えました。
7年前には相談自体がほとんどなかった種類の事件です。
これらについてはご縁があって事件処理を続けているうちに問い合わせの件数が増えてきたかなという印象です。
来年は私が弁護士登録を行ってから10年目の年です。
10年というと長い時間のはずですが、前々実感が湧きません。
それでも多くの人たちに支えられてここまで来たことは間違いない事実です。
更なる節目に向かって一歩ずつ進んでいきたいと思います。
これからも士道法律事務所をよろしくお願いいたします。