弁護士インタビュー
「弁護士は依頼者を護るための剣あるいは盾あるべきで、弁護士が“士”である意味はそこにある」
そのような志を持つ士道法律事務所では、交通事故、労働問題、不動産問題、刑事事件など幅広い法律問題に対してサポートを行われています。
“あなたのために闘う”というコンセプトを掲げている士道法律事務所の飯島充士（いいじま あつし）弁護士に、お客様への思いや法律サポートにかける熱意などについてお聞きしました。
法律の面白さに魅了され弁護士へ
同じ弁護士でも人が違えばサポート内容は変わってきます
そうした「型にはまらない部分」が法律の面白いところですね
弁護士になろうと思われたきっかけは？
元々法律に興味があったのですが、最初はそれほど強い思いを持って弁護士を目指していたわけではなく、資格を取るような気軽な気持ちで勉強を始めたところ、法律の面白さに魅了されてそのまま弁護士になったという感じです。
法律のどのような部分に面白さを感じられたのですか？
法律問題や法律サポートと聞くと「こういうケースだと、こうなります」と、ある種定型的な要素が多いとイメージされるかもしれませんが、実際はそうでなく、まったく同じケースでもどの弁護士に相談するかによって回答が全然違ってくることは決して珍しくありませんし、誰が担当するかによって流れが変わってくることがあります。
そうした「型にはまらない部分」が法律の面白いところですね
そういう意味では「弁護士選び」はとても大事ということですね？
そうですね。
「どの弁護士に相談しても一緒」ということはないと思いますので、少しでも「違うな」「他の弁護士の話を聞いてみたいな」と思われたら、セカンドオピニオンをご利用になることをおすすめします。
当事務所でもセカンドオピニオンを承っておりますので、気軽にご連絡いただければと思います。
当事務所のコンセプトは「あなたのために、闘う」
誰もが気軽に相談できる法律事務所でありたいです
こちらの地域で開業されたきっかけは？
大学を卒業した後、縁があって弁護士法人大江橋法律事務所で勤務し、企業法務から一般民事まで幅広く学ばせてもらい、その後、岡田和義法律事務所へ移籍して、岡田和義弁護士の引退を機に士道法律事務所を設立しました。
「士道」という事務所名の由来は？
法律事務所の名称には代表者の名字を付けることが多いのですが、それではお客様が見た時にどういう事務所なのかイメージが沸きにくいと思い、「では、お客様はどういうところに相談しに行きたくなるか？」と考えた時、「自分のために真摯に闘ってくれる弁護士」というイメージを喚起できればということで、「士道」という名称を付けました。
武士の魂を持つような法律事務所というイメージを持っていただければということと、私の名前が「充士（あつし）」で「士」の文字が入っているので、ピッタリだなと思いこれに決めました。
そうした思いが込められた士道法律事務所ですが、そのコンセプトは？
端的な言葉で表すとするなら、「あなたのために、闘う」というものです。
そして、誰もが気軽に相談できる法律事務所でありたいと思っています。
当事務所へお越しになる方は、「初めて弁護士に相談する」という方が大半なのですが、その時に心がけているのは、難しい言葉は使わずに、高圧的・威圧的・難しそうというイメージを持たれないように、しっかりとお話をお聞きして「こんなに気楽に話していいんだ」と思ってもらえるようにすることです。
弁護士は決して敷居の高い存在ではなく、皆様と同じ普通の人間です。
ただ、取り扱っているサービスが法律サポートというだけです。
敷居の高さなどお感じにならずに、どんなことでも気軽にご相談いただきたいと思っています。
法律だけでは割り切れない部分も含めて
その方にとって「本当の意味でベストなサポート」をご提供します
相談しやすい雰囲気を作るために心がけていることは？
当たり前のことですが、「最初は笑顔でご挨拶」ということです。
弁護士とご相談者という関係に限らず、どんな場合でも人間関係はそこから始まると思っています。
そして、どういうことをご相談になりたいのか、時系列で詳しくお聞きすることです。
お客様によっては「話がまとまらない」「上手く話せない」という場合もあるでしょうが、そうした時でも話しやすい雰囲気を作りつつ、しっかり内容が把握できるようにこちらでも調整させていただきますので、まずは思いのたけを全部お話しいただければと思います。
あと、法律相談でいらっしゃっても、「法律に照らし合わせると、こういうことになります」と話を終わらせるのではなく、例えば法律に照らし合わせると思うような解決に至らない場合でも、お客様の今後の人生のことを考えたり、お客様が本当はどうしたいのかを想像したりして、法律から離れて「こういう方法がありますよ」「こうしてみてはいかがでしょうか？」とご提案するようにしています。
そうして法律だけでは割り切れない部分も含めて、何かしらアドバイスしたり、一緒に考えていったりするようにしています。
実際、法律サポートをご提供する時に大切に考えていることは？
お客様がおっしゃっていることと、本当に望まれていることが違う場合がありますので、そうした部分をしっかりくみ取って、その方にとって「本当の意味でベストなサポート」がご提供できるように努めています。
例えば、刑事事件の被害に遭われて告訴状を作成したいという方がおられたとします。
そうした時でも、「それは本当の意味での“問題解決”になるのか？」「他にベストな解決策はないのか？」と、法律から離れたとしても、そうしたことをお客様と一緒になって考えることは弁護士の大切な仕事の1つだと思っています。
「士道法律事務所に相談して良かった」
そう言っていただけることが何よりの喜びです
弁護士としてどのような時にやりがいを感じられますか？
やはりそれは、お客様にご満足いただけた時ですね。
「士道法律事務所に相談して良かった」とおっしゃっていただけると、とてもやりがいを感じますし、報われた気がします。
士道法律事務所の今後の展望は？
今、心がけているのは、どんどん案件を請け負って事務所を大きくしていくというよりも、お越しになられたお客様お一人おひとりとしっかり向き合って、良好な関係のもと、理想的な問題解決を目指していきたいということです。
現状、それはおおむね実現できているように感じています。
今後、もっとたくさんのお客様にお越しいただくようになった時、新しい弁護士に加わってもらってサポート体制を充実させるということもあるかもしれませんが、そうした時でも今の志を忘れずに進んでいきたいです。
