弁護士コラム

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

新年を迎えるにあたり、今年も昨年2021年のご相談等を振り返ってみたいと思います。

2021年は全体で353件のお問い合わせをいただきました。
最多の分野はやはり「刑事事件」、165件で全体の約47%を占めています。
「被害者と示談交渉して不起訴処分を目指したい」という方を中心に多数のご依頼をいただきました。
昨年に受任した刑事示談交渉事件の中で、示談をきちんとまとめたにもかかわらず不起訴とならなかった事件は1件もありませんでした。
当事務所にご依頼いただいた方の希望に沿える結果を実現できたことを大変嬉しく思います。
その一方で、被害者の示談拒絶の意思が固く、示談交渉を開始できなかった事件も4件ありました。
こちらの努力ではどうしようもない部分もあるのですが、今年はそういった事件を1件でも減らせればと思います。

次いでお問い合わせが多かったのは「不動産」、こちらは57件で全体の約16%。
個人の方から不動産業者まで、ご相談内容もかなり幅広く、不動産の絡む様々な事案についてお問い合わせ・ご相談をいただきました。

三番目は「労働」の32件で全体の9%。
労働事件は未払賃金に関するものが多いですが、退職や人事異動に関する相談も寄せられています。

コロナ禍が未だ終息の兆しを見せず、不安定な社会情勢が続いている中、昨年も不安や悩みを抱えた多くの方がご相談のため士道法律事務所に来所されました。
そういった方々の力になるべく、今年も一件一件手を抜かずきちんと事件処理に当たっていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。